基本平均点・指定平均点
UTESでは下記の2つの評点を計算します。
基本平均点
基本平均点の算出方法
基本平均点は、ほとんどの学部が採用する評点の算出方法です。
評点 | 試験が終わってから出される最終的な点数 |
単位数 | セメスター制の講義であればすべて 2 単位、ターム制の講義であれば 1 単位(スポ身や週 2 コマなどの例外あり) |
重率 | 1 もしくは 0.1 のどちらかの値 |
取得単位のうち前期修了条件の必要最低限分の単位に関しては重率 1 がかけられ、それを超過して単位を取得した場合は重率が 0.1 となります。前期修了要件の単位数が基準であり、その他の 4 単位(理系の場合は3単位)と主題科目は重率 0.1 となっているので注意が必要です。また点数の高いものから前期修了条件用の単位として考えます。
例えば点数の高いもの上位 8 単位が全て同じ系列の場合、上から(2単位の授業)× 3 とその系列で次に点数の高い 2 単位の授業の 1 単位分を重率 1 で (セメスターであっても) 、2 系列以上の条件を満たすための系列の授業 2 単位(セメスター)のうちの 1 単位を重率 1 で計算。これらで 8 単位となり残りを重率 0.1 で計算する。
0点参入
0 点算入とは、単位を取得していない教科の得点を 0 として平均点を計算する方法です。UTASでは 0 点算入を利用して平均点が算出されてしまいます。例えば、63 単位を取得予定の学生が、1Sセメスターまで ( 29 単位を取得したとする) の得点を、0 点算入を考慮して計算すると、1A・2Sセメスターで取得予定の 34 単位分は 0 点として代入したうえで、 63 で割られてしまうので、現時点での実際の平均点より低い点数が算出されます。 UTESでは 0 点算入あり・なしの場合の点数をどちらも表示します。
学部指定平均点
農学部指定平均点
取得単位数は合格・不合格のみの単位を含みます。他に比べかなり高い点数が出ます。
工学部指定平均点
工学部評点とは成績表の評点を以下の換算表に従って換算したものです。
評点 | 0 - 49 | 50 - 54 | 55 - 59 | 60 - 64 | 65 - 69 | 70 - 74 | 75 - 79 | 80 - 84 | 85 - 89 | 90 - 94 | 95 - 100 |
工学部評点 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
基本平均点では前期課程修了要件を超過した分は重率が 0.1 でしたが、工学部指定平均における重率は、前期課程修了要件を超過しないものはすべて 1 、超過分は 1 と 0.1 のどちらか工学部指定平均点が高くなる方がそれぞれの科目で適用されます。前期課程修了要件に満たない単位数の場合、基本平均点と同じく 0 点で単位取得したとし工学部指定平均点に算入されます。
総合科目について、重率 1 となる最終順位の科目が 2 単位科目で重率 1 の対象内外にまたがる場合は、2 単位のうち 1 単位は重率 1 、1 単位が重率 0.1 または 1 で「工学部指定平均点」に算入されます。また、総合科目D系列「スポーツ・身体運動実習」及び「スポーツ身体動実習Ⅱ」について、「工学部指定平均点」に重率 1 で算入されるのは合わせて 2 単位まで、重率 0.1 または 1 で算入されるのは 1 単位までです。